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サヨナラ2020

今年もあと1時間弱。
新型コロナによるパンデミックで、全世界が翻弄された1年。
私は幸い、仕事を失うこともなく、家族、知人に感染者もなく健康な1年を過ごすことができました。


この1年の出来事はあまりにも衝撃的で、それが現在進行形であり、さらに状況が悪くなっているという現実が、なかなか受け止め切れません。
当たり前のように「明日」はくるものと思っていたけれど、それは幻想だったと、思い知った年でもありました。
仕事に行くのばしんどいな〜と思っていましたが、いえいえ、毎日仕事に行けるのは幸せなことでしょうと。
バレエの上達もなかなか難しいな〜と思っていましたが、踊れる環境であること自体が幸せなことだろうと。
それなりに悩みや壁はあったのですが、そんなものはなんとちっぽけなことだったかと思うのです。


そして、この1年で一番大変だったのは、母の病気です。
自己免疫疾患に罹り、新型の感染症が流行している今、免疫抑制の治療をするという、危険なことに。
幸い、母は自立しており、今のところは私の出番はありませんが、本格的な治療開始前に介護保険の申請を行うよう手配したり、家での闘病生活を送るのに、介護ベッドを用意したり家をリフォームしたり、遠隔であれこれするのは大変でした。
当然、担当医との治療方針の説明などもリモートで。
実家には帰れず、もう1年会ってません。


母が病気になったら当然娘の私がお世話をするものと思っていたのに。
私は看護師資格があり、知識も経験もあるのに、家族が大変な時にそばにいることができない。
こんなことになるなんて、予想もしなかったです。
ワクチン接種も来年から開始されそうですけど、この生活はまだまだ続くと思われます・・・。


色々ありますが、いつもと同じあすか来るとは限らないということが現実に起こった今年。
1日、1日を後悔なきよう、大切にしたいと思っております。
そして、この1年、健康で、仕事もバレエも続けることができたことに感謝です。
大切な夫も健康で、本当によかった。
まだまだ気が抜けませんが、今こうして呑気にブログを書くことができて本当によかった。


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毎年、年末年始は実家で過ごしていて、母の作った年越しそばを食べてましたが、今年が私が作りました。
う〜ん・・・。
母の味には程遠い。
まだまだ精進せねば・・・。




# by paradise-s822 | 2020-12-31 23:25 | 日々の出来事 | Comments(0)

母の治療

うちの母、先月からエンドキサンのパルス療法を受けております。
今週月曜日が2回目の治療でしたが。
2回目からは量が増えており、流石に今回は目立つ副作用が出ております。
とはいえ、倦怠感と吐き気ですけどね。
どちらも一時的なもんで、1日を通して辛いわけではないようですね。
しかも、それが副作用とは気づかなかったようで。
電話で話をしていて、私から「副作用だね」といったところ「ええっ!そうなの?」とびっくりしておりまして。
まあ、これくらい大らかなのはむしろ良いのかもしれないですね。
母を見ていると、楽天的と言うか、神経質になりすぎないと言うのは、ある意味良いところだよな・・・と思いました。


さて、実は先週は土日に京都に行ってまいりました。

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ものすごい人でしたね。
でも、ホテルは感染予防に万全を期しており、なんの問題もないと感じました。
また、人では多いですけど、ほとんどの方がマスクをしており、店内に入る時には手指消毒もし、こちらも問題を感辞ませんでした。
要するに、人が多かろうと少なかろうと、大声で喋らず、静かに町歩きをする分には感染など起こらないだろうと・・・。
ただ、狭い店が多いですからね。
こう言うところが要注意なんだろうね。


感染者がどんどん増え、ニュースを見るたびに気持ちが塞ぎます。
でも、バレエには普通に行っています。
いつもの場所、いつものメンバー、こう言うことをして、自分をたもっております。
レッスン中はもちろんマスク。バーも消毒します。


感染経路不明な人も増えており、誰が感染してもおかしくないですが、職場もバレエの仲間も含めて、まだ誰も感染者はおりません。
なので、いったいどこに感染者がいるのだろうかと不思議な感じになります。
ただ、ひたひたと音もなく近づいてきていると言う、嫌な感じは持っておりますけどね。


今年は年末年始に実家に帰れません。
それどころか、今年のお正月以来、母には会えていません。
母の一番大変な時に、帰ってお世話ができないなんて。
私にはその知識も経験もあるのに、大事な時に大切な人に、何もできない。
は〜・・・・。


さて、明日もレッスンですよ。
色々あるけど、レッスンできる環境に感謝しつつ、私は私の時間を過ごします。





# by paradise-s822 | 2020-11-21 21:38 | 日々の出来事 | Comments(0)

母の病気

今年、3月くらいからずっと母の体調が悪く、心配しておりました。
咳と熱がある。
コロナではなく、軽い肺炎(老人によくあるやつ)と言われ、咳止めや抗生剤を処方されましたが、益々悪くなり、抗生剤の副作用まで出る始末。
一時は白血病まで疑われましたが、結局母の住む実家界隈では総合病院でも病気を特定できず、結局隣県の病院(母がリウマチで3ヶ月に一度通院している)にタクシーで行き(片道1万円!)、即入院を言い渡されました。
腎機能が急激に悪くなっており、腎生検を実施。
その結果、顕微鏡的多発性血管炎と診断されました。
原因不明の国の指定難病の一つです。
すぐさまステロイドの大量投与から始まり、同時に副作用予防のため骨粗しょう症予防でボナロンという薬が出て、感染症予防で抗生剤は週に3日。さらに高血圧も出ますので降圧剤と、薬のオンパレード。


しかし、ステロイドのおかげで熱はなくなり、下肢の痛みや腰痛は消え、顎のだるさ、耳鳴利、浮腫などは消えました。
ただし、足先の痺れと筋肉が落ちてしまったのは戻らないかもしれないと言われておりますが・・・。


8月19日に入院し、9月6日に退院、その後2回通院しましたが、その時に免疫抑制剤での治療を提案されました。
この疾患には学会の作成した治療ガイドラインがあり、それによるとステロイドとエンドキサンという免疫抑制剤を使うと治療効果があったとあったので、母に提案される可能性はあるなと思っていました。
しかし、この治療には危険も伴います。
感染症です。
またガイドライン上では70歳までの人が適応で、高齢者にはエンドキサンは使用せずステロイドのみで治療するとはありました。
でも、医師は母に「元気そうだからやりましょう」と言ったそうです。
母は治療法があるならやるとその気です。


この治療法を提案される可能性があったので、母には情報収集の方法を教えてありました。
なので、メリットもデメリットも理解しています。
母曰く「できる治療があるならやる。もう80歳だし、それでダメならそれまでよ」だそうです。
ここまで理解しているのですから、私は口出しは一切しません。
母の意思を尊重し、応援するだけです。


しかし、このコロナ禍にあって私実家に帰れません。
お正月以来、母に会っていません。
感染しやすい状態ですし、私も自覚症状がなくてもウイルスを持っている可能性もありますから。
なので、毎日電話してます。
毎日30分くらい母と話をし、今どんな状態か、何を考えているのか、副作用は出てないか、きちんと生活できているか・・・などなどそれとなく情報を収集しております。
フルタイムで仕事してますし、今月頭までは舞台の練習もあったので、本当に大変でした。(引っ越しもしたし)
いえ、今も大変ですけど(笑)
高齢なので、何があってもおかしくないのですが、よりによって予後の悪い難病。(しかも完治はしない)
感染症の拡大で実家に帰れない。
何で今なのさ!というぶつけどころのない怒りがあります。
私には知識も経験もあるのに、一番大事な時にそれを家族に対して使うことができない。
もっと色々できることがあるのに、それをすることができない。
もどかしさと怒りと焦りと。。。
いろんな気持ちが渦巻いています。


エンドキサンパルス療法は4週おきに6回コースで行われる予定です。
6回を全うできるのか。
そしてコロナとインフルエンザのあるこの冬を越すことができるのか。
今までも大変でしたが、まだ序の口。
本当の戦いはこれからです。
治療開始から6ヶ月間でなくなるケースが多く、これは治療での感染症で亡くなることを意味します。


9月6日に退院してからは、この時に備え、介護保険の認定も取り、寝室を洋室にリフォームし、介護ベッドも買いました。
一人暮らしでも大丈夫なようにヘルパーさんにも来てもらうよう準備は万端。
免疫抑制剤とはすなわち抗癌剤のことですので。
治療後は倦怠感や吐き気、感染しやすくなる、脱毛など、ありとあらゆる副作用が出ます。
しかし、抗がん剤治療と違い、エンドキサン1剤だけですので。
また、どのタイミングでどんな副作用が出やすいかも大体わかるので、それに応じた生活をしばらく続けることになります。


初回治療が来週火曜日。
前日から2泊3日で入院します。
私には何もできない。
病気になったら、一人で戦うしかないのです。









# by paradise-s822 | 2020-10-15 23:16 | 日々の出来事 | Comments(2)

本番終わりました

10月4日、無事本番の舞台を終えました。
本番当日は、まさかの寝坊をするなど、あたふたしましたが、この日のできは良い方でした。
特に朝のリハーサルでは調子良く、あとから先生から「本番も悪くはなかったけど、朝のリハーサルが今までで一番良かった」と言われました。


バレエフェス当日は、神戸文化ホールで行われましたが、関西だけでなく、遠く石川県や東京からの参加者もおり、非常に楽しいイベントになりました。
もちろん、感染対策を万全にして。
自分の出番前まではマスク着用ですよ(前日リハの時、うっかりマスクつけたまま踊り、途中で息切れして死にそうになった・・・)
感染症の流行で一時はレッスンもできない日々でしたが、こうして舞台を踏むことができ、本当に幸せ。


そして、この日の最高齢の参加者は何と81歳!!!!
60歳からバレエを始め、ポアントで踊られました。
何もしなければ体は衰えていくばかり。
50代の私でさえ、昨年の体と違うと感じるのに、80代になるとそれはもっと顕著だと思います。
現状維持も大変な努力が必要です。
80代で舞台に出るためのコンディションを整え、練習し、ケアを続ける。
その努力に驚きと尊敬を感じます。
何歳からでもできるのだ。
諦めなかったら・・・。

本番は、足が少し引っ掛かり、五番にうまくいれられず、次の動きにスムーズに行きそびれた箇所がありました。
その前のリハーサルが自分でもびっくりするくらい出来が良かったので、良いイメージを持って舞台に立てたのですが、やはり若干の力みはあったようです。
こうして、ほんの少しの悔いを残すため、また次頑張ろうと思うのです。


今日はレッスンの日ですがお休みしてます。
引越し後の片付けが・・・・中途半間なままなのです。
引越しのお知らせの葉書も出していない。
まずはすべきことを片付けて、次に進もうと思ってます。

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# by paradise-s822 | 2020-10-10 10:57 | バレエ | Comments(0)

2020年夏  怒涛の毎日

長らくこちらのブログを放置しておりました。
この夏は本当に怒涛の毎日でした💦


まず、ついに新居に引越しました。
GW に新居を探し始め、GW中に決め、フルリフォームし、引越してす。
引越しは8月のお盆明け。
コロナで自粛って何のこと?ってくらい、私達夫婦はアクティブでした😓
リフォームも自分たちで決めたので、満足してます。
新居は明るく風が通り気持ち良いです。
住み始めて一月も経ってませんが、ずっとここにいたんじゃないかってくらい、馴染んでます。


それから、この夏、母が病気で入院しました。
事の始めは3月のこと。
軽い肺炎で抗生剤を飲み始めたのが治らず。
かかりつけ医の処方に疑問を感じ、母に病院を変わるように言いました。
熱がでて、足が腫れ、強度の貧血、肝機能障害、腎機能障害、味覚障害、頭部と下肢の発疹、難聴などの症状が出ました。
抗生剤を止め、少し持ち直しましたが、今度は息切れと脚に力が入らない、発熱、倦怠感、関節痛、関節の腫れなどが出現。
日に日に悪くなっておりました。
結局、タクシーで片道1万円以上かけて、リウマチでかかっていた総合病院にいき、即座に入院😨
結果は筋炎という膠原病でした。
腎機能も悪く腎生検もおこないましたよ。
ステロイドを高容量服用し、やっと治りました😓
これは完治しないので、今後はステロイドの副作用に要注意です。


母とはお正月以来、会えてません。
コロナが収束するまで帰れないでしょう。
そのかわり、毎日電話で30分以上話してます。
仕事して家事してバレエいって、更に30分はかなりキツいですが、料理しながら、おやつ食べながら🍪できるようにやってますよ。


バレエの方は、10月のバレエフェスにエントリー。
バリエーションの練習で体力は限界😵😵😵
でも、色々あってもバレエのおかげで気持ちに余裕がもてます。


あ、仕事のことがなーんもない😅
仕事はほどほどに。
これが私のモットーですからね。
へへへっ。


2020年はなにやら目まぐるしくうごめいておりますが、私は元気です😃
そして、土日もレッスンとバリエーション練習でしごかれますよ😆
先月、誕生日を迎え、現在56歳。
でも。今日が一番若いから。
今出来ることを精一杯頑張ります✨✨✨




# by paradise-s822 | 2020-09-03 22:59 | 日々の出来事 | Comments(0)

50代の働く主婦です。バレエと出会い、人生が変わりました。


by sanemori