毎日毎日TVはオリンピックでもちきり。
そのオリンピックももう少しで終わるとなると、ちょっと寂しいですね。
さて、金メダルの羽生君。
演技はもちろん素晴らしかったけど、すべてがドラマチックでしたね。
ショートはほぼノーミスの演技でこれも神がかっっておりましたが・・・。
フリーのあの演技!
ノーミスではなく、2回コケそうになったのを気迫と根性で耐えたあの姿。
むしろさらっとノーミスで演技するより、ドラマチック度が増したというか、なんというか。
素晴らしい演技に感動しましたけど、あのこけそうなところを耐えた姿にグッときましたね。
彼の思いや執念を感じました。
金メダルを取りに来たと公言し、それをやってしまうメンタルの強さ。
それはただのビッグマウスではなく、それだけのことを積んできたからこそ言える言葉なんでしょうね。
さらに・・・。
自分は頂点に立つために、スケート以外のものは捨てたと言っていましたね。
周囲の人と外食すらしないそうです。
ここまでストイックにすべてをささげることができるのか・・・。
これができるというところが凄いんでしょうね。
さて、色々捨てられないわたくしは・・・。
色々と整理を試みております。
いえ、家の掃除ではありませんよ。
片付けはどうでもいいんです。
丁寧な暮らしなんて、くそっくらえだ(こらこら!)
仕事してバレエして舞台にも出ようってんだから、そもそも家事の優先順位は低いのさ。
そう、家事ではなく人間関係とか、色々。
バレエもね、仕事をしながら継続するには、いくつかなじみのスタジオがあったほうが継続しやすいのですが・・・。
5月に発表会に出るスタジオ。
今回限りでやめようと思ってます。
近所だったので便利だったんですよ。
発表会に出るのも、近所だと衣装持って行ったりするのも楽だし。
ただそれだけで決めたスタジオ。
でも、実際にレッスンは週に1回も行っていないのだ。
リハーサルも、まだ寒いので膝痛めてはいけないので、様子を見ながらゆるゆるやってるし。
今回、発表会は2回目なんですけどね・・・。
どうも、先生のバレエに対する勉強が足りないんじゃないかって感じることが多く。
宝塚とかそういうのが大好きな方なので、踊りもどうしてもそっちに傾く。
それはそれでいいんですけど、そもそもの基本であるバレエに対する知識や勉強がおろそかでは意味ないんじゃ??と思うようになったんですね。
それは前から思っていたんですけど、ただ近いから楽だったんです。
関東のオープンスタジオは先生方のラインナップが素晴らしく、大人にも厳しく指導してくださる先生が多いです。
また、大人が上達するためにどういうレッスンが良いか、工夫研究されてます。
関西に来て、こちらでもオープンクラスで何人もの先生に教えていただきましたが・・・どう考えても近所のスタジオの先生の教えのレベルが・・・低い。
バレエスタジオというよりバレエサークル的な??
ただお人柄は良いのです。
そういう意味で、大人の生徒さんが多いんですけどね。
私は、大人でも子供でも、バレエを習うのに先生のレベルは大事だと思います。
関東のオープンスタジオの先生方の指導は本当に熱心で、私はここでたくさんのことが出来るようになりました。
バレエを始めたころは、ポアントでバリエーションなんか一生踊れないと思ってましたが、実際今はある程度は踊れます。
ここでは、体の正しい使い方以外にも、バレエの本質というか、そういうものも学んだんです。
発表会の前には、その踊りの起源や意味、どういう心構えで踊るのか、そいうことまで指導されました。
バレエの歴史は古く、暗黙の了解というか、そういうマナーもあります。
そういうの無しに、カジュアルにやろうというのは何だか私には合わない。
私たち大人が、バレエの世界に分け入って、好き勝手やってるのは、見てて気分が悪くなる。
ま、ようするに、私が踊れる年数はそう長くなりません。
この大事な時間を、「なんだかな・・・」と思いながら過ごすより、孤独になってもわがままでも我を通したいと思っているのです。
仲間意識もあり、この近所のスタジオのメイトさんたちと一緒に踊るのは楽しいのですけど。
それとこれとは別。
とはいえ、5月の発表会はきちんとやりますよえ。
膝の様子を見ながら、来月半ばあたりからギアを入れるつもりです!